はじめて証券口座をつくるときのポイントについて書きたいと思います。初めての取引は何からはじめたらいいのか?いきなり積立をはじめて大丈夫なのか?といった方に、私がおすすめの流れを紹介します。
その1 まずはひとつ口座開設する
まずは1口座作ります。お得だからとかキャンペーンがあるからといって、たくさんの口座を焦って一度につくらなくても大丈夫です。上級者の方々はいくつもの口座を用途で使い分けしている人が多いですが、口座によって注文画面や管理画面が違うので、まずはひとつ作って少しづつ用語や取引の流れに慣れることをおすすめします。
その2 取引してみる、でもNISAの申し込みは待って!
まずは株でもETFでも投資信託でもなんでもいいので取引してみてください。資金がコンパクトな人はS株でも大丈夫です。低位株のデイトレでもいいと思います。
S株とは…単元未満株とは単元株制度において1単元に満たない数の株式のことです。通常は、各銘柄ごとに100株/口と売買の最低限の単元株数が決まっていますが、単元株数に限らず1株から購入できる制度です。
証券口座を開設すると、お金の流れ、口座の表記、金融用語などなどはじめてのことがたくさんあります。まずは少し慣れて投資の流れや用語や利益の受け取り方法などを覚えること、そして損をすることにも慣れることをおすすめします。お金を運用することは失うリスクと向き合うことです。
でも、まだNISAの申請はしないでください。
それはなぜかというと↓
その3 アクティブに取引する口座と長期(NISA)口座は分ける
はじめての取引をしてみたらどんな感じでしょう?
- デイトレが楽しいから続けたい
- スイングなら勝てるから続けたい
- 短期は向いてないから長期にシフトしたい
など自分なりに感想が出てくると思います。
もし、短期も長期もやりたい!と思った人はまずは3口座つくるのをおすすめします。
- 口座1₌短期の投資用
- 口座2₌長期の投資用
- 口座3₌短期の投資予備
短期トレードは投資予算を決めて取引することが大事です。短期は信用取引をすると思うのでなおさらです。長期の資金と短期の資金を1つの口座で管理することは難しいです。現時点での損益がわかりにくくなり、メリットはありません。
その3の短期トレード予備の口座は、市況が混乱した際に証券サイトのサーバーがダウンしたり、取引アプリ、取引サイトのメンテナンスに備える口座です。短期で積極的に取りたい人は、事前に資金を分散させておいてチャンスを拾えるように準備しておくといいと思います。
ゆる主婦は短期しないので個人の口座は2つです。
短期は向いてないから長期でいいかな、という人は2口座をおすすめします。
- 口座1₌長期の投資用
- 口座2₌予備
長期投資の予備は万が一の予備なんですけど、ゆる主婦は市況が暴落したときに優待株や高利回り株を買うために持っています。(こちらの記事の株式投資の欄を参照)ゆる主婦はお金を分けて把握したいタイプなのでこのようにしています。
NISAに登録する口座は少し取引をしてみてからでも決して遅くないです。有名な楽天やSBIなら積立することでポイント付与もあるので、そういったお得な情報を収集してから申し込みすることをおすすめします。後からNISA口座の変更(移管)は可能ですが、数週間かかります。
NISAは思い立ったらすぐにはじめるべきですが、口座は慎重に選ぶことをおすすめします。
あせらずこつこつがんばりましょう~~~
最後まで読んでくれてありがとうございました。